言語化することの大切さ〜コトバのチカラ〜
最近思うことがある。
「言語化って、大事だ!」
そう感じたのは、一ヶ月ほど前のこと。
ある朝、わたしは上司から仕事を頼まれた。
「うに飯、ちょっといい?」
はい、なんでしょう?
「この質問リストに対して、自分の考えてること、日々心がけてることを、文章でまとめてくれん?」
ん?はい、承知しました。
そこにはこんなことが書かれていた。
・業界は男社会だが、女性営業として心がけていることはあるか?
・これから入ってくる女性の新入社員には、どんなメッセージを伝えたい?
うんちゃらかんちゃら。
もっと項目あったけど、
ざっくりこんな内容だった。
わたしが営業5年間やってきて、
毎日のように考えてきたこと。
女性営業の在り方。
トライアンドエラーで、毎日手探りでやってきたこと。
一度はうつで半年ほど休職したものの、
いま元気に働けている喜び。
そこに至るまでもがき苦しんだ時期。
自分なりに生き方を見直してきた。
その蓄積をいま、だれかに伝えるタイミングがきた!
そして、向こうからその情報を求めていることこそが、嬉しかった。
無理やり考えて絞り出すというより、
サラサラと、、自然に自分の言葉で文章がでてきた。
それでも、情報過多になり、まとまりのない文にならないよう、取捨選択する。
他人にメッセージを伝えるということは、こんなにも大変な作業なのか。
どんな言葉を選ぶのか、それもセンス。
何回か見直して、上司に提出した。
5年間のわたしの思い。
言語化することで、ボンヤリしていた思いが、輪郭をもってハッキリしてくる。
自分でもよく分かっていなかった、
自分の気持ちに気付けたりもする。
言語化バンザイ。
機会を与えてくれた上司に感謝。